移動式クレーンの作業(資格・感電防止・定格荷重)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.20の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
移動式クレーンの作業等に関する記述のうち,「労働安全衛生法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 事業者は,吊り上げ荷重が2.9tの移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)については,移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識や関係法令等,当該業務に関する安全のための特別の教育を受けた者を就かせることができる。
解き方
- クレーン等安全規則第68条により、吊り上げ荷重1t以上5t未満の移動式クレーン(小型移動式クレーン)の運転は、小型移動式クレーン運転技能講習の修了者等でなければならない。特別の教育で運転できるのは吊り上げ荷重1t未満の場合である(同規則第67条)。2.9tを特別の教育の修了者に運転させるとする(1)が誤りである。
- 労働安全衛生規則第349条により、架空電線の充電電路に近接する場所で移動式クレーン等を使用する作業では、充電電路の移設・囲い・絶縁用防護具の装着を行い、これらが著しく困難なときは監視人を置いて作業を監視させる。
- 同規則第667条により、機械等貸与者から移動式クレーンの貸与を受けた者は、自らの労働者でない者に操作させるとき、資格・技能の確認と作業の内容・指揮の系統・連絡及び合図の方法などの通知を行う。定格荷重は、つり上げ荷重からフック・グラブバケット等のつり具の重量に相当する荷重を控除した荷重である。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。吊り上げ荷重1t以上5t未満は小型移動式クレーン運転技能講習の修了が必要である。
- (2)正しい。囲い等が著しく困難なときは監視人を置いて作業を監視させる。
- (3)正しい。資格・技能を確認し、作業の内容や合図の方法などを通知する。
- (4)正しい。定格荷重はつり具の重量を控除した荷重である。
引っかけ:移動式クレーンの資格は「1t未満:特別教育、1t以上5t未満:技能講習、5t以上:免許」。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する