令和元年度 問題B No.8論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

毎日出来高と出来高累計曲線

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題B No.8の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図(模式図)は,ある工事の毎日出来高に関する予定工程曲線と実施工程曲線を示したものである。これに対応する予定工程と実施工程を示した出来高累計曲線の図として,適当なものはどれか。

縦軸が毎日出来高、横軸が工期のグラフ(原点0)。破線が予定工程、実線が実施工程。どちらも0から始まり工期の終わりに0に戻る山形の曲線で、破線(予定工程)の山は工期の前半(中ほどより左)にあり、実線(実施工程)の山は破線の山より右(遅い時点)にある。山の高さはほぼ同じで、実線の方がわずかに高い。
選択肢(1)〜(4)の出来高累計の図。いずれも縦軸が出来高累計、横軸が工期、破線が予定工程、実線が実施工程。(1) 2本ともS字形の曲線で、実線が破線より左上にある(実施が予定より早く進む)。始点と終点で一致する。(2) 2本ともS字形の曲線で、破線が実線より左上にある(予定が実施より早く進む)。始点と終点で一致する。(3) 破線はなだらかなS字形、実線は中ほどで急に立ち上がるS字形で、工期の中ほどで2本が交差し、前半は破線が上、後半は実線が上にある。(4) 2本とも初めに急に立ち上がり、中ほどはゆるやかで、終わりに再び急に上がる逆S字形の曲線で、破線が実線より上にある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) (2) の図

解き方

  1. 出来高累計曲線は、毎日出来高を工期の初めから足し合わせたもので、毎日出来高が山形のときはS字形の曲線になる。毎日出来高の山が早い時期にあるほど、累計曲線は早く立ち上がる。
  2. 図では予定工程(破線)の山が実施工程(実線)の山より早い時期にあるので、工期の途中では予定の累計が実施の累計より大きく、破線が実線の左上にくる。工期の終わりにはどちらも同じ総出来高になる。これを表しているのは(2)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。実線が破線の左上にあり、実施が予定より早く進んだ図になっている。
  2. (2)適当。破線(予定)が実線(実施)の左上にあり、終点で一致する。
  3. (3)適当でない。途中で2本が交差しており、毎日出来高の山の前後関係と合わない。
  4. (4)適当でない。逆S字形で、毎日出来高が初めと終わりに多い場合の形である。
引っかけ:毎日出来高の山が早いほど、累計曲線は左上に来る。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題B No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する