造園樹木の移植(根回しの時期と方法)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.16の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
造園樹木の移植に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 衰弱した常緑樹の高木であったので,春先に溝掘り式で根回しを行い,真夏を避けて,その年の秋期に移植した。
解き方
- (4)が適当でない。衰弱した樹木は,根回し後に新しい細根が十分に発生するまで時間がかかるため,根回しから移植までの期間を通常より長く(1年以上)とる必要がある。春先に根回しをしてその年の秋に移植するのでは発根が不十分になりやすい。
- (1)(2)の高木の溝掘り式根回しは,春期や梅雨期に行い,翌年の春先など適期に移植するのが一般的である。(3)の断根式は浅根性の樹木や低木に用いられる簡易な方法で,根回しから半年程度での移植も可能である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。針葉樹の高木を春期に溝掘り式で根回しし,翌年春先に移植するのは適当である。
- (2)適当。根回しの適期は春の萌芽前から梅雨期までであり,翌年春先の移植も適当である。
- (3)適当。浅根性の低木は断根式で根回しし,半年程度後に移植してよい。
- (4)適当でない。衰弱した樹木は,根回しから移植までの期間を長くとる必要がある。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.12造園樹木の支柱(形式の選定)
令和8年度 問題A No.13造園樹木の剪定(時期・生垣・枝おろし・切詰め)
令和8年度 問題A No.14花芽分化と開花の時期(翌年開花の花木)
令和8年度 問題B No.25高木の移植(運搬・植え穴・施肥・水鉢)
令和8年度 問題B No.26溝掘式根回し(力根・環状はく皮・支柱・剪定)
論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する