遊具の安全領域
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「公園施設」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
遊具の安全領域に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 設置面から出発部(踊り場)までの高さが2.0mのすべり台の設置に当たり,滑り降り口方向の安全領域を滑降面の終端から1.5mとした。
解き方
- 都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版)が参考として示す安全領域の最小値は,落下高さ600mm以下で1.5m,600mmを超えると1.8mであり,すべり台やぶらんこのように動きを伴う遊具は運動方向をさらに広くとる。すべり台の滑り降り口方向は,一般に滑降面の終端から2.0m程度以上の安全領域を確保するので,1.5mでは不足する。よって(2)が適当でない。
- 鉄棒(落下高さ1.0m)の前後方向2.0mは1.8mを上回る。スプリング遊具(着座面0.6m)は1.5m以上が必要で2.0mは満たす。一方向ぶらんこ(回転軸2.5m)の運動方向5.0mは振れ出しを考慮した広さとして十分である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。鉄棒の落下高さ1.0mは600mmを超えるので1.8m以上が必要で,2.0mはこれを満たす。
- (2)適当でない。すべり台の滑り降り口方向は,一般に滑降面の終端から2.0m程度以上の安全領域が必要で,1.5mでは不足する。
- (3)適当。一方向ぶらんこの運動方向として5.0mは振れ出しを考慮した十分な広さである。
- (4)適当。落下高さ600mm以下のスプリング遊具は1.5m以上が必要で,2.0mはこれを満たす。
引っかけ:安全領域の基本は1.5m(落下高さ0.6m以下)と1.8m(0.6m超)。すべり台の降り口・ぶらんこの運動方向はさらに広い。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.16都市公園移動等円滑化基準(園路・階段・傾斜路・駐車場)
令和8年度 問題A No.17運動施設(サッカー場・陸上競技場)
令和8年度 問題A No.18運動施設(テニスコート・野球場)
令和8年度 問題A No.19遊具の設置(安全領域・すべり台・シーソー・開口部)
令和7年度 問題A No.16アスファルト舗装の施工
論点ページ:公園施設の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する