累計出来高曲線と毎日出来高
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.8の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図(模式図)は,ある工事の累計出来高に関する予定工程曲線と実施工程曲線を示したものである。これに対応する毎日出来高について,予定工程と実施工程を図に表したものとして,適当なものはどれか。


解答欄
正解
正解:(1) (1)の図
解き方
- 累計出来高曲線の傾きが、その時点の毎日出来高に当たる。図では実施工程の曲線が予定工程より早く立ち上がり、終わり近くでは予定より先に頭打ちになっている。
- よって毎日出来高は、工期の前半は実施が予定より大きく、後半は実施が予定より小さい。山が予定より左に寄った(1)が対応する。
- 始点と終点が同じなので、毎日出来高の図の面積(総出来高)は実施と予定で等しくなければならない。実施が全期間で大きい(3)は総出来高が合わない。(2)は実施の山が後ろにずれ、(4)は始めの実施が予定より小さいので、いずれも累計曲線と合わない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。前半は実施が大きく後半は小さいので、累計曲線で実施が予定より先行する図と対応する。
- (2)適当でない。前半の実施が予定より小さく、累計曲線で実施が予定より遅れる形になる。
- (3)適当でない。全期間で実施が大きいと総出来高が予定より多くなり、終点が一致しない。
- (4)適当でない。工期の始めは実施が予定より小さく、累計曲線の立ち上がりが予定より遅れる。
引っかけ:累計出来高曲線の傾き=毎日出来高。総出来高が同じなら、毎日出来高の図の面積も同じになる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.31工程・原価・品質の一般的な関係(図)
令和8年度 問題A No.34工程計画の計算式(作業可能日数・運転時間率)
令和8年度 問題A No.36ネットワーク式工程表(作業短縮後の工期)
令和8年度 問題B No.1ネットワーク式工程表と山積み(ピーク時の作業員数)
令和8年度 問題B No.3工程図表の特徴(バーチャート・ガントチャートほか)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する