第32回 第3問 論点:工事間接費の予定配賦と配賦差異重要度 A配点 14点未着手

従業員給料手当(工事間接費)の予定配賦率・予定配賦額・配賦差異

これは建設業経理士2級 第32回(2023年3月12日(日)実施) 第3問(配点 14点)の問題です。論点は「工事間接費の予定配賦と配賦差異」(重要度A・解答の形は金額+記号/表)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

現場技術者に対する従業員給料手当(工事間接費)に関する次の<資料>に基づいて、下記の問に解答しなさい。

問1 当会計期間の予定配賦率を計算しなさい。なお、計算過程において端数が生じた場合は、円未満を四捨五入すること。

問2 当月の No.201 工事への予定配賦額を計算しなさい。

問3 当月の配賦差異を計算しなさい。なお、配賦差異については、借方差異の場合は「A」、貸方差異の場合は「B」を解答用紙の所定の欄に記入しなさい。

資料金額・時間
(1) 当会計期間の従業員給料手当予算額¥78,660,000
(2) 当会計期間の現場管理延べ予定作業時間34,200 時間
(3) 当月の工事現場管理実際作業時間 No.101 工事350 時間
                  No.201 工事240 時間
                  その他の工事2,100 時間
(4) 当月の従業員給料手当実際発生額 総額¥6,200,000

解答欄

円
円
円
A=借方差異、B=貸方差異

金額はカンマなしでも入力できます。

正解

問1 当会計期間の予定配賦率(1時間あたり)2,300 円
問2 当月の No.201 工事への予定配賦額552,000 円
問3 当月の配賦差異13,000 円
問3 配賦差異の記号A

解き方

  1. 問1 予定配賦率 = 年間予算額 78,660,000 ÷ 年間予定作業時間 34,200 時間 = 2,300円/時間(割り切れるので端数処理は不要)。
  2. 問2 No.201 工事への予定配賦額 = 2,300 × 240 時間 = 552,000。
  3. 問3 当月の予定配賦額の合計 = 2,300 × (350 + 240 + 2,100) = 2,300 × 2,690 = 6,187,000。実際発生額 6,200,000 との差 13,000 は予定 < 実際なので借方差異(A)。
引っかけ:問3 の配賦差異は No.201 だけでなく当月の全工事(その他の工事を含む 2,690 時間)の予定配賦額と実際発生額を比べる。予定より実際が多ければ借方差異(不利差異)。

同じ論点の過去問

第32回の前後の問題

建設業経理士2級 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第32回(2023年3月12日(日)実施) 第3問。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する