原価計算基準における原価の4つの本質
これは建設業経理士2級 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第4問 問1(配点 8点)の問題です。論点は「原価計算の理論・用語」(重要度B・解答の形は記号+表)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
以下の設問に解答しなさい。
我が国の『原価計算基準』では、原価は次の 4 つの本質を有するものとしている。次の文章の[ ]に入れるべき最も適当な用語を下記の<用語群>の中から選び、記号(A〜H)で解答しなさい。
1.原価は、[ ア ]の消費である。
2.原価は、[ イ ]において作り出された一定の[ ウ ]に転嫁される価値である。
3.原価は、[ イ ]目的に関連したものである。
4.原価は、[ エ ]である。原則として偶発的、臨時的な価値の喪失を含めるべきではない。
- A 生産 B 経営 C 財務 D 給付 E 市場価値 F 経済価値 G 標準的なもの H 正常的なもの
解答欄
正解
| ア | F |
|---|---|
| イ | B |
| ウ | D |
| エ | H |
解き方
- 『原価計算基準』三「原価の本質」の 4 項目をそのまま問う問題。(一) 原価は、経済価値の消費である → ア=F。
- (二) 原価は、経営において作り出された一定の給付に転嫁される価値である → イ=B、ウ=D。
- (三) 原価は、経営目的に関連したものである → イ=B(2 と同じ語)。
- (四) 原価は、正常的なものである。異常な状態を原因とする価値の減少は原価に含めない → エ=H。
引っかけ:「市場価値」「標準的なもの」はひっかけ。原価計算基準の原文は「経済価値」「正常的なもの」。ウの「給付」は製品・サービスを指す基準特有の用語で、「生産」ではない。
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論点ページ:原価計算の理論・用語の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第31回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第4問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する