実際工事原価計算の基本構造(費目別・部門別・工事別計算の 3 段階)
これは建設業経理士2級 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第4問 問1(配点 6点)の問題です。論点は「原価計算の理論・用語」(重要度B・解答の形は記号+表)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各問に解答しなさい。
問1 次の実際工事原価計算の基本構造について、( )に入れるべき最も適当な用語を下の<用語群>の中から選び、記号(A〜L)で解答しなさい。
(1) ( 1 )別計算は、原価要素を一定の( 1 )単位に集計し、単位たる( 1 )別原価を算定する手続をいい、実際工事原価計算における第( 2 )次の計算段階である。
(2) ( 3 )別計算は、( 4 )別計算において把握された原価要素を、原価( 3 )別に分類集計する手続をいい、実際工事原価計算における第( 5 )次の計算段階である。
(3) ( 4 )別計算は、一定期間における原価要素を( 4 )別に分類測定する手続をいい、実際工事原価計算における第( 6 )次の計算段階である。
- <用語群> A 形態 B 等級 C 工事 D 部門 E 個 F 費目 G 総合 H 工種 J 一 K 二 L 三
解答欄
正解
| ( 1 ) | C |
|---|---|
| ( 2 ) | L |
| ( 3 ) | D |
| ( 4 ) | F |
| ( 5 ) | K |
| ( 6 ) | J |
解き方
- 原価計算基準の計算段階は、第一次「費目別計算」→ 第二次「部門別計算」→ 第三次「製品別計算」。工事原価計算では製品別計算が「工事別計算」に当たる。
- (3) は「一定期間における原価要素を( 4 )別に分類測定する手続」で第一次の段階 → 4 = 費目(F)、6 = 一(J)。
- (2) は「費目別計算において把握された原価要素を原価( 3 )別に分類集計する手続」で第二次の段階 → 3 = 部門(D)、5 = 二(K)。
- (1) は「原価要素を一定の( 1 )単位に集計し、単位たる( 1 )別原価を算定する手続」で第三次の段階 → 1 = 工事(C)、2 = 三(L)。
引っかけ:文の順番が (1) 工事別 → (2) 部門別 → (3) 費目別と、計算段階の逆順に並んでいる。(3) を先に確定させると 4 = 費目、6 = 一と決まり、残りが埋めやすい。「形態(A)」「工種(H)」は原価の分類の用語で、計算段階の名前ではない。
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論点ページ:原価計算の理論・用語の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第39回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第4問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する