建設業原価計算の特徴
これは建設業経理士1級 原価計算 第29回(2021年9月12日(日)実施) 第1問 問2(配点 8点)の問題です。論点は「建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)」(重要度A・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 建設業原価計算の特徴を一つ挙げて説明しなさい。(200 字)
解答欄
正解
模範解答
建設業原価計算の特徴の一つとして、原価要素の分類で外注費を独立させ、材料費・労務費・外注費・経費の四区分を用いる点が挙げられる。一般の製造業では材料費・労務費・経費の三区分が基本である。建設業では、単品生産である個々の工事ごとに多種多様な専門工事や作業が必要となり、その多くを専門の外注業者に委ねるため、他の製造業に比べて外注依存度が高く、外注費を独立の原価要素として管理する必要があるからである。
199 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 「一つ挙げて説明」なので、最初の一文で特徴を明示し、続けて一般の製造業との違いを示す。外注費の独立(四区分)が最も書きやすい。
- 後半は理由に充てる。単品生産の工事ごとに多種多様な専門工事が必要で、その多くを外注業者に委ねるため外注依存度が高い、という因果を書く。
- 個別原価計算が基本であること、積算(事前原価計算)が重要なこと、損料計算を用いることなどを挙げてもよいが、必ず「建設業の特性→原価計算への影響」の形にする。
引っかけ:特徴と理由が半分ずつの配点なので、四区分を挙げただけでは半分しか取れない。複数の特徴を並べて字数を消費せず、一つに絞って理由まで書く。
同じ論点の過去問
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論点ページ:建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第29回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第29回(2021年9月12日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する