第30回 第1問 問1論点:建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)重要度 A配点 10点未着手

建設業における原価計算の目的

これは建設業経理士1級 原価計算 第30回(2022年3月13日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)」(重要度A・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。

問1 建設業における原価計算の目的を説明しなさい。(300 字)

解答欄

0 / 300 字本試験は解答用紙のマス目に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は目安です。本試験と同じく、定義 → 理由や違い → 結論の順に書くと要点が入りやすくなります。

正解

模範解答

建設業における原価計算の目的は、企業内部の経営管理に役立てる対内的目的と、企業外部の利害関係者へ情報を提供する対外的目的に分けられる。対内的目的には、目標利益の実現に向けた予算編成という利益管理と、工事別実行予算にもとづく日常的な原価管理により経営能率を高めることがある。さらに、受注可否のような個別的選択事項についての業務的意思決定や、設備投資など経営の基本計画を定める構造的意思決定に必要な原価情報の提供も含まれる。対外的目的としては、適正な工事原価を算定したうえで、財務諸表の作成、積算による見積書など受注関係書類の作成、公共事業労務費調査など官公庁提出書類の作成に役立てることがある。

296 字
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。

解き方

  1. 最初の一文で対内的目的と対外的目的の二分法を宣言し、以下その順で書く。
  2. 対内的目的は利益管理・原価管理(経営能率の増進)と意思決定(業務的・構造的)の二文で書き、それぞれ例を一つ添える。
  3. 対外的目的は「適正な工事原価を外部に報告する」を軸に、財務諸表・受注関係書類・官公庁提出書類の三つを列挙して締める。
引っかけ:財務諸表作成だけを書いて終わらない。建設業では受注関係書類(積算)と官公庁提出書類が対外的目的に含まれ、対内的目的には意思決定も含まれる。対内・対外の両方に触れる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第30回(2022年3月13日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する