原価計算制度における「原価の本質」
これは建設業経理士1級 原価計算 第37回(2025年9月7日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)」(重要度A・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問1 原価計算制度における「原価の本質」について説明しなさい。(250 字)
解答欄
正解
模範解答
原価計算基準は原価の本質を四つの要件で示している。第一に、原価は経済価値の消費であり、価値をもつ財貨や用役の消費を意味する。第二に、原価は経営で作り出される一定の給付に転嫁される価値であり、給付と関連づけて把握される。第三に、原価は財貨の生産・販売という経営目的に関連して発生したものであり、財務活動の費用は含まない。第四に、原価は正常的なものであり、異常な状態を原因とする価値の減少は含まれない。四つをすべて満たすものが制度上の原価であり、通常は製造原価と販売費および一般管理費が該当する。
246 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 原価計算基準三の四要件を、基準の言い回し(経済価値の消費・給付に転嫁・経営目的に関連・正常的)を使って順に書く。
- 各要件に一言ずつ補足(財務費用は含まない、異常な減少は含まない)を添え、最後に製造原価と販売費及び一般管理費が該当すると結ぶ。
引っかけ:給付関連性と経営目的関連性を混同して三つしか書けないことが多い。正常性を落とすと非原価項目との区別が示せない。原価計算の目的を書いても要素にならない。
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論点ページ:建設業原価計算の目的・特徴と原価の本質(記述)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第37回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第37回(2025年9月7日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する