収益性分析における指標の限界
これは建設業経理士1級 財務分析 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「収益性分析(資本利益率:ROA・ROE・事業利益・経営資本)」(重要度A・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
収益性分析に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 収益性分析における指標の限界について説明しなさい。(200 字)
解答欄
正解
模範解答
収益性の指標は標準比率と比べて初めて意味を持つが、三つの限界がある。第一は比較基準の欠如で、分析対象企業に当てはまる業種別の指標があるとは限らない。第二は比較可能性の問題で、企業規模が違えば指標に差が出るし、同規模でも兼業の有無など事業形態が異なれば差が出るため、他企業との比較が適切に行えない場合がある。第三は選択の困難で、収益性の指標は数が多く、目的に合った指標を選ぶこと自体が容易でない。
197 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 収益性指標は標準比率との比較で意味を持つ、という前提から限界を導く。
- 業種別指標の不存在→規模・事業形態の差による比較の困難→指標が多く選択が困難、の三点を番号を付けて並べる。
引っかけ:収益性分析そのものの限界(安全性が分からない等)ではなく「指標」の限界を問うている。規模の差と事業形態の差は別要素として書く。
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論点ページ:収益性分析(資本利益率:ROA・ROE・事業利益・経営資本)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第35回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する