資本利益率の意義
これは建設業経理士1級 財務分析 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「収益性分析(資本利益率:ROA・ROE・事業利益・経営資本)」(重要度A・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
収益性分析に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問1 資本利益率の意義について説明しなさい。(300 字)
解答欄
正解
模範解答
資本利益率は、利益を資本で割り、投下した資本がどれだけの利益を生んだかを示す比率であり、収益性判断の中心的な指標である。ただし資本にも利益にも複数の概念があり、組合せ次第で意味の異なる資本利益率ができる。資本には総資本、経営資本、自己資本など、利益には営業利益、事業利益、当期純利益などがある。総資本は他人資本も含むので利息控除前の事業利益を対応させて総資本事業利益率とする。本業に投じた経営資本には営業利益を対応させて経営資本営業利益率とし、株主の持分である自己資本には当期純利益を対応させて自己資本当期純利益率とする。どれを用いるかは、どのような収益性を測りたいかという分析目的に応じて決める。
299 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 定義(利益÷資本、投下資本に対する収益力)を一文で示す。
- 資本と利益それぞれの概念の多様性を具体例で挙げ、組合せの例(総資本事業利益率など)とその意味を書く。
- 選択は分析目的によるという結論で締める。
引っかけ:「利益÷資本」の定義だけでは要点が半分も入らない。資本の概念と利益の概念を対にして挙げ、組合せで意味が変わること、選択は分析目的によることまで書く。
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論点ページ:収益性分析(資本利益率:ROA・ROE・事業利益・経営資本)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第35回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する