比率分析の3つの種類とその内容
これは建設業経理士1級 財務分析 第29回(2021年9月12日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「財務分析の基礎(外部分析・内部分析、比率分析の種類)」(重要度B・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
財務分析の基本的手法に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 比率分析の内容について説明しなさい。(300 字)
解答欄
正解
模範解答
比率分析とは、金額そのものを対比する実数分析に対し、互いに関係のある数値の割合を求めて分析する手法であり、用いる比率の種類に応じて構成比率分析、関係比率分析および趨勢比率分析に分かれる。構成比率分析は、総資本や完成工事高など全体を100とし、各構成要素が何%を占めるかをみる方法で、百分率貸借対照表や百分率損益計算書がこれに当たる。関係比率分析は、利益と資本のように関連する二項目を対比した関係比率を用いる方法で、収益性、活動性、生産性、安全性はこれで測定する。趨勢比率分析は、ある年度を基準年度の100と置き、以降の各年度を基準年度比の百分率で表して推移を追う方法で、成長性の把握に適する。
296 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 実数分析と対比して比率分析を定義し、三つの分類名を先に示す。
- 三つの分析について「何を何で割るか」と代表的な用途(百分率財務諸表、収益性等の測定、基準年度100)を同じ分量で書く。
- 定義→分類→各分類の内容の順で、三つを均等に配分すると300字に収まる。
引っかけ:分類名を列挙するだけでは足りない。構成比率は「全体に対する割合」、関係比率は「二項目間の割合」、趨勢比率は「基準年度に対する割合」と、分母の違いで書き分ける。
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論点ページ:財務分析の基礎(外部分析・内部分析、比率分析の種類)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第29回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第29回(2021年9月12日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する