業種別分析の意義
これは建設業経理士1級 財務分析 第36回(2025年3月9日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「財務分析の基礎(外部分析・内部分析、比率分析の種類)」(重要度B・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
建設業の財務分析に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 業種別分析の意義について説明しなさい。(250 字)
解答欄
正解
模範解答
我が国の建設業は下請制度に深く依存し、下請会社の専門化や職能化が進んでいるため、業種はきわめて多様である。しかも利益率や回転率などの比率は業種によって相当の開きを示す。業種の違いを無視した比較は分析を誤らせるおそれがあるため、比較の相手を業種でそろえる業種別分析が重要な意義を持つ。外部分析では、行政機関の統計などで業界平均値を算定し経営比較を行う際に業種別の区分が欠かせない。内部分析では、自社と競合他社を比べる際、外部から得られるより詳細な業種別の経営指標を用いて比較することがある。
244 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 業種別分析が必要になる背景(下請制度・専門化による業種の多様性、業種による比率の開き)を書く。
- だから業種別分析が重要になるという意義を述べる。
- 外部分析と内部分析の見地に分けて具体的な使われ方を示して結ぶ。
引っかけ:「業種が多様だから」だけでは足りない。比率の開きという事実と、外部分析・内部分析それぞれでの使われ方まで書く。
同じ論点の過去問
第36回 第1問 問1地域別分析と規模別分析
第31回 第2問 1構成比率分析(百分率法)の定義(正誤)
第30回 第1問 問1外部分析の目的(各利害関係者の観点)
第30回 第1問 問2外部分析の限界
第29回 第1問 問1クロス・セクション分析の意味
論点ページ:財務分析の基礎(外部分析・内部分析、比率分析の種類)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第36回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第36回(2025年3月9日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する