鉄筋コンクリート構造の配筋
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.2の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 床スラブの配筋において,主筋はスラブの長辺方向に,配力筋は短辺方向に配筋する。
解き方
- (2)が最も不適当である。床スラブでは,短辺方向のほうが曲げモーメントが大きいので,主筋を短辺方向に,配力筋を長辺方向に配筋する。
- 主筋(短辺方向)は配力筋より外側(スラブの上端筋では上側,下端筋では下側)に配置して有効せいを大きくとる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。梁の主筋は引張力を負担するほか,圧縮側の主筋は圧縮力も負担し,じん性の向上やクリープによるたわみの抑制にも効く。
- (2)適当でない。床スラブの主筋は短辺方向,配力筋は長辺方向に配筋する。
- (3)適当。幅止め筋は梁の両側面の腹筋間に架け渡す鉄筋で,あばら筋の振れ止めやコンクリート打込み時のはらみ止めとして働く。
- (4)適当。コンクリートの設計基準強度が高いほど鉄筋との付着強度が大きくなるので,必要な定着長さは短くなる。
引っかけ:スラブは「短辺方向が主筋」。長方形のスラブは短い方向に荷重が多く流れるため,短辺方向の応力が大きい。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する