外壁乾式工法の張り石工事
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.26の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート造の外壁乾式工法による張り石工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) ファスナー部分は,固定のため,張り石と躯体のすき間に取付け用モルタルを充填した。
解き方
- 外壁乾式工法は,石材をファスナー(取付け金物)で躯体に取り付け,石材と躯体の間を空隙とする工法である。
- ファスナー部分に取付け用モルタルを充填すると,層間変位に対する追従性が失われ,乾式工法の利点がなくなる。
- よって,ファスナー部分にモルタルを充填した(2)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。入隅などで石材がのみ込みとなる部分は,見え掛り部分と同程度の仕上げとする。標仕では15mm以上としており(標仕 10.1.3),20mmはこれを満たす。
- (2)適当でない。乾式工法ではファスナー部分にモルタルを充填しない。
- (3)適当。乾式工法の一般目地は,一般に目地幅を8〜10mm程度とし,シーリング材を充填する。
- (4)適当。幅木は人や物の衝突による破損を防ぐため,張り石と躯体のすき間に裏込めモルタルを充填する。
引っかけ:乾式工法は「モルタルを使わない」が原則で,衝撃を受ける幅木などの部分だけ裏込めする。
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論点ページ:タイル・石工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する