改修・解体
重要度 C問題4・問題5で出題過去問 2問
改修・解体は、1級建築施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和8年度(9回)のうち2回で出題された論点です(収録162問中2問・重要度C)。出題されるのは問題4・問題5です。
要点:耐震改修、外壁・内装・防水の改修、解体工事の手順。
覚える要点
- 打放し外壁のひび割れ改修は、一般に幅0.2mm未満がシール工法、0.2mm以上1.0mm以下が樹脂注入工法、1.0mmを超え挙動のあるものがUカットシール材充填工法。挙動のあるひび割れの注入エポキシ樹脂は一般に軟質形で、低粘度形又は中粘度形とする
- RC造の外周部を転倒工法で解体するときは、一般に一度に倒す大きさを柱を含む1〜2スパン程度とし、鉛直方向の縁切りの後に脚部を縁切りし、控えのワイヤロープを張って外側への転倒を防いで内側へ引き倒す。縁切りしたまま放置しない
- 転倒させる床にはガラ等のクッション材を敷いて衝撃・振動を和らげ、必要に応じて下階に支保工を設ける。引倒しは一定の合図を定めて周知し、危険を生ずるおそれのある他の作業従事者の避難を確かめてから行う(安衛則第517条の16)
- タイル張り外壁の浮きのアンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法では、アンカーピンの本数は特記がなければ一般部分16本/m²、指定部分(見上げ面・ひさしのはな・まぐさ隅角部等)25本/m²、穿孔は構造体コンクリート中に30mm程度(改修標仕4.3.11)
勉強のしかた:出題は令和3年度のひび割れの樹脂注入工法と令和7年度の転倒工法の2問。改修はひび割れ幅と工法の対応、解体は「内側へ倒す・外側へ倒さない・衝撃を和らげる」の3点を軸に留意事項を整理しておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、改修・解体で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題4 設問4:転倒工法の要点は「内側へ倒す」「外側へ倒さない措置」「衝撃の緩和」である。保護具(ヘルメット・墜落制止用器具)の使用は除外されている。
- 令和3年度 問題5 設問8:0.2mm未満はシール工法,0.2〜1.0mmは樹脂注入工法,1.0mmを超えるものはUカットシール材充填工法が目安。
この論点の問題
同じ問題でよく出る論点
問題4・問題5では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。