杭基礎(負の摩擦力・杭間隔・支持力)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.7の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
杭基礎に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 杭の周辺地盤に沈下が生じたときに杭に作用する負の摩擦力は,支持杭より摩擦杭のほうが大きい。
解き方
- 負の摩擦力は、杭の周りの地盤が沈下するとき、杭を下向きに引き込むように働く摩擦力である。
- 支持杭は先端が硬い支持層に支えられて沈下しないため、周りの地盤との相対変位が大きく、負の摩擦力が大きくなる。摩擦杭は杭自体も地盤とともに沈下するので、負の摩擦力は小さい。
- よって「摩擦杭のほうが大きい」とした(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。負の摩擦力は、杭が沈下しない支持杭のほうが摩擦杭より大きい。
- (2)適当。杭の中心間隔は一般に、埋込み杭は杭径の2倍以上、打込み杭は2.5倍以上とされ、埋込み杭のほうが小さくできる。
- (3)適当。杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力の和である。
- (4)適当。地下水位以下の部分は浮力が働くので、引抜き抵抗に加える杭の自重は浮力を差し引いた有効重量とする。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する