木質構造(接合・燃えしろ設計・CLT)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.5の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
木質構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 同一の接合部にボルトと釘を併用する場合の許容耐力は,両者を加算することができる。
解き方
- (1)が不適当である。ボルト接合は初期のすべりが大きく,釘接合とは荷重と変形の関係(剛性)が異なる。
- そのため同一の接合部にボルトと釘を併用しても,両者の許容耐力を単純に加算することはできない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。剛性の異なる接合具を併用した場合,許容耐力は加算できない。
- (2)適当。建築基準法施行令第43条第5項により,階数2以上の建築物の隅柱は通し柱とするが,接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した場合はこの限りでない。
- (3)適当。燃えしろ設計は,燃えしろを除いた有効断面に長期荷重による応力度を求め,短期の許容応力度以下であることを確かめる方法である。
- (4)適当。CLTは直交して積層するため,強軸方向でも弾性係数や基準強度は製材・集成材の繊維方向の値より小さい。
引っかけ:「ボルトと釘は足せない」。ボルトとドリフトピンなど剛性が近いものの扱いとは区別する。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する