伝熱(熱伝導率・熱貫流率)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
伝熱に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 壁体の含湿率が増加すると,その壁体の熱伝導率は小さくなる。
解き方
- (2)が不適当である。水の熱伝導率(約0.6W/(m・K))は空気(約0.02W/(m・K))よりはるかに大きい。
- 壁体が湿って空隙の空気が水に置き換わると,熱伝導率は大きくなり,断熱性能は低下する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。熱放射は電磁波によるエネルギーの移動なので,媒質のない真空中でも生じる。
- (2)適当でない。含湿率が増加すると熱伝導率は大きくなる。
- (3)適当。室内側・室外側の熱伝達抵抗と各層の熱伝導抵抗の和が熱貫流抵抗で,その逆数が熱貫流率である。
- (4)適当。単位体積当たりの熱容量を容積比熱(kJ/(m³・K))という。
引っかけ:断熱材が濡れると性能が落ちる,と結び付けて覚える。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する