杭基礎(先端支持力・引抜き抵抗・負の摩擦力)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.7の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
杭基礎に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 杭の先端の地盤の許容応力度は,セメントミルク工法による埋込み杭の場合より,アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の方が大きい。
解き方
- 杭先端の地盤の許容応力度(長期)は,平成13年国土交通省告示第1113号により,αN(Nは先端地盤の標準貫入試験の打撃回数)を基に求め,係数αは打込み杭300,セメントミルク工法による埋込み杭200,アースドリル工法などの場所打ちコンクリート杭150と定められている。
- 場所打ちコンクリート杭の方が埋込み杭より小さく,(1)が不適当である。
- 負の摩擦力は,周辺地盤の沈下によって杭を下向きに引き込む力であり,先端が沈下しにくい支持杭の方が大きくなる。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。杭先端の地盤の許容応力度は,場所打ちコンクリート杭の方が埋込み杭より小さい。
- (2)適当。極限鉛直支持力は,極限先端支持力と極限周面摩擦力の和である。
- (3)適当。杭の自重を引抜き抵抗力に加えるときは,地下水位以下の浮力を差し引く。
- (4)適当。負の摩擦力は,一般に摩擦杭より支持杭の方が大きい。
引っかけ:先端の許容応力度は「打込み>埋込み>場所打ち」の順。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する