荷重及び外力(積載荷重・積雪・風)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.8の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
荷重及び外力に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 教室に連絡する廊下と階段の床の構造計算用の積載荷重は,実況に応じて計算しない場合,教室と同じ積載荷重の2,300N/m²とすることができる。
解き方
- 建築基準法施行令第85条の表により,教室の床の構造計算用の積載荷重は2,300N/m²である。
- 一方,廊下・玄関・階段のうち教室などに連絡するものは,同表(七)により「(五)の『その他の場合』」の数値,すなわち床の構造計算用で3,500N/m²とする。したがって (1) は不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。教室に連絡する廊下・階段の床の積載荷重は3,500N/m²である(建築基準法施行令第85条)。
- (2)適当。建築基準法施行令第82条により,多雪区域の積雪時の長期の荷重はG+P+0.7Sとする。
- (3)適当。建築基準法施行令第88条第3項により,必要保有水平耐力の計算に用いる標準せん断力係数は1.0以上とする。
- (4)適当。基準風速V₀は,その地方の再現期間50年の10分間平均風速値に相当する値として告示(平成12年建設省告示第1454号)で定められている。
引っかけ:廊下・階段は人が集中するため,連絡する室より大きい値(劇場等の「その他」の値)を用いる。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.3鉄骨構造(柱脚・梁のたわみ・細長比)
令和8年度 No.4地盤及び基礎構造(圧密沈下・液状化)
令和8年度 No.9免震構造の建築物
令和8年度 No.10鉄筋コンクリート構造の梁の配筋と貫通孔
令和7年度 No.3鉄骨構造(応力集中・幅厚比・ダイアフラム・スカラップ)
論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する