積層ゴムを用いた免震構造
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.4の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
積層ゴムを用いた免震構造の建物に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 水平方向の応答加速度と上下方向の応答加速度の双方とも大きく低減することができる。
解き方
- 積層ゴムは水平方向には柔らかく,建物の固有周期を長くして水平方向の応答加速度を低減する。
- 一方,積層ゴムは鉛直方向には硬いので,上下方向の応答加速度はほとんど低減できない。よって(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。積層ゴムによる免震は水平方向の応答を低減するもので,上下方向の応答加速度は低減できない。
- (2)適当。免震層は地震時に大きく水平変形するので,設備配管には可とう継手などで追従性を持たせる。
- (3)適当。上部構造の重心と免震層の剛心を一致させると,ねじれ応答を低減できる。
- (4)適当。中間階免震では免震層が居室と同様に火災の影響を受けるので,積層ゴムを耐火被覆などで保護する。
引っかけ:免震は「水平に柔らかく,鉛直に硬い」。上下動には効かない。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する