塗料の塗膜形成の仕組み
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.15の問題です。論点は「仕上材料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
塗料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 合成樹脂エマルションペイントは,水と樹脂粒子が融合し,塗膜を形成する。
解き方
- 合成樹脂エマルションペイントは,水が蒸発するにつれて分散している樹脂粒子どうしが接近・融合し,連続した塗膜を形成する。
- 水と樹脂粒子が融合するとした(1)が不適当である。水は融合せず蒸発して抜ける。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。水の蒸発に伴って樹脂粒子どうしが融合し塗膜を形成する。
- (2)適当。アクリル樹脂系非水分散形塗料は,溶剤の蒸発とともに分散粒子が結合して塗膜を形成する。
- (3)適当。2液形ポリウレタンワニスは,溶剤の蒸発と主剤・硬化剤の反応でウレタン結合を持つ透明塗膜を形成する。
- (4)適当。合成樹脂調合ペイントは,溶剤の蒸発と油分の酸化重合で硬化乾燥する。
引っかけ:エマルション=水に樹脂粒子が分散したもの。水が抜けて粒子が融着する。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.13屋根材料のJIS(金属製折板・スレート波板)
令和8年度 No.14防水材料のJIS
令和8年度 No.15塗料と適用する素地
令和7年度 No.14建築用板ガラスの種類
令和7年度 No.15建築用シーリング材の性質
論点ページ:仕上材料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する