配管の施工(シール材・振れ止め・溶接・防振継手)
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.51の問題です。論点は「配管の施工」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から2つを選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
解答欄
正解
正解:(2) 呼び径65以下のステンレス鋼管の場合、形鋼振れ止め支持は、不要である。 / (4) 揚水管に防振継手を取り付けるのは、ウォーターハンマーを防止するためである。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)により、横走り管の形鋼振れ止め支持は、鋼管及びステンレス鋼管では呼び径40以下が不要である。呼び径50〜65の管には形鋼振れ止め支持が必要なので、呼び径65以下を不要とするのは誤りである。よって(2)が適当でない。
- 揚水管の防振継手は、ポンプの振動が配管を通じて建物に伝わるのを防ぐために取り付ける。ウォーターハンマーの防止には、衝撃吸収式逆止弁(スモレンスキー式など)や水撃防止器を用いる。よって(4)も適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。あとで取り外す必要がある水栓類等のねじ接合には、テープシール材を使用する。
- (2)適当でない。形鋼振れ止め支持が不要なのは、鋼管・ステンレス鋼管の呼び径40以下である。
- (3)適当。鋼管の溶接は、原則として下向き溶接とし、やむを得ない場合は下から上への巻き上げ溶接とする。
- (4)適当でない。防振継手はポンプの振動の伝達を防ぐもので、ウォーターハンマー防止のためではない。
引っかけ:防振継手=振動の絶縁、フレキシブルジョイント=変位の吸収、衝撃吸収式逆止弁=ウォーターハンマーの防止と、目的を区別する。
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論点ページ:配管の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.51。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する