流体の性質(粘性・レイノルズ数・水撃)
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.3の問題です。論点は「流体工学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 1 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 大気圧において、水の粘性係数は空気の粘性係数より小さい。
解き方
- 20℃・大気圧での粘性係数は、水が約1.0×10⁻³Pa·s、空気が約1.8×10⁻⁵Pa·sで、水のほうが約50倍大きい。よって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。液体は気体に比べて圧縮しにくく、一般に非圧縮性流体として扱う。
- (2)適当でない。水の粘性係数は空気の粘性係数より大きい。
- (3)適当。レイノルズ数が大きくなり臨界レイノルズ数(円管で約2,000〜4,000)を超えると、層流から乱流に変わる。
- (4)適当。弁の急閉で流速が急に変わると圧力波が生じ、ウォーターハンマーが起きる。
引っかけ:粘性「係数」(粘度)は水が大きい。動粘性係数(粘性係数÷密度)では空気のほうが大きいので混同しない。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2動圧の大きさ(密度と流速の組合せ)
令和7年度 後期 No.2全圧・静圧・動圧の関係式
令和7年度 前期 No.2水圧機(パスカルの原理)
令和6年度 後期 No.2全圧・静圧・動圧の関係式
令和6年度 前期 No.2流速と運動エネルギーの関係
論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する