居室内の表面結露の防止対策
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.2の問題です。論点は「熱工学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
居室内の表面結露を防止する対策に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 壁体の熱通過率を大きくする。
解き方
- 表面結露は、内壁の表面温度が室内空気の露点温度より低くなると生じる。壁体の熱通過率を大きくすると外気の影響を受けやすくなり、冬期の内壁表面温度が下がるので結露しやすくなる。
- 結露を防ぐには、断熱を強化して熱通過率を小さくし、内壁の表面温度を上げる。よって(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。熱通過率を大きくすると内壁の表面温度が下がり、結露しやすくなる。熱通過率は小さくする。
- (2)適当。表面温度が露点温度より高ければ結露しない。
- (3)適当。空気を流動させると表面の熱伝達がよくなり、表面温度が室温に近づく。
- (4)適当。絶対湿度の低い外気と換気すると室内の絶対湿度(露点温度)が下がる。
引っかけ:結露防止は「表面温度を上げる」か「室内の露点温度を下げる」のどちらか。断熱強化=熱通過率を小さくする、である。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.3湿り空気の性質(露点温度・飽和)
令和7年度 後期 No.3湿り空気線図(2つの状態点の比較)
令和7年度 前期 No.1水の性質(蒸発熱・密度・pH)
令和7年度 前期 No.3ボイルの法則(等温変化の体積)
令和6年度 後期 No.3物質の相変化(凝固・昇華)
論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する