流体の性質(圧縮性・水圧・粘性・レイノルズ数)
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.3の問題です。論点は「流体工学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) レイノルズ数が大きくなると、層流になる。
解き方
- レイノルズ数は慣性力と粘性力の比で、Re = vd/ν で表す。レイノルズ数が小さいと層流、大きくなると乱流になる。よって(4)が適当でない。
- 1気圧は約101.3kPaで、水の密度1,000kg/m³、重力加速度9.8m/s²とすると101,300/(1,000 × 9.8) ≒ 10.3mの水柱に相当する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。液体は気体に比べて体積弾性係数が非常に大きく、圧縮しにくい。
- (2)適当。1気圧(約101.3kPa)は水柱約10.3mに相当する。
- (3)適当。20℃で水の粘性係数は約1.0×10⁻³Pa·s、空気は約1.8×10⁻⁵Pa·sで、水のほうが大きい。
- (4)適当でない。レイノルズ数が大きくなると乱流になる。層流になるのはレイノルズ数が小さいときである。
引っかけ:円管内では臨界レイノルズ数約2,000〜4,000を境に、小さいと層流、大きいと乱流である。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2動圧の大きさ(密度と流速の組合せ)
令和7年度 後期 No.2全圧・静圧・動圧の関係式
令和7年度 前期 No.2水圧機(パスカルの原理)
令和6年度 後期 No.2全圧・静圧・動圧の関係式
令和6年度 前期 No.2流速と運動エネルギーの関係
論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する