平成29年度 No.30論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

ネットワーク工程表(クリティカルパス・フロート)

これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.30の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

ただし、図中のイベント間のA〜Kは作業内容、日数は作業日数を表す。

ネットワーク工程表。イベント①〜⑩。作業:①→② A 3日、②→⑤ D 3日、⑤→⑧ G 2日、⑧→⑩ I 4日、①→④ B 3日、④→⑥ E 2日、⑥→⑦ H 4日、⑦→⑩ J 2日、①→③ C 2日、③→⑨ F 6日、⑨→⑩ K 2日。ダミー(破線):⑤→⑥、③→④、⑦→⑧。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) クリティカルパスは、2本ある。

解き方

  1. 各経路の日数を求めると、A→D→(ダミー)→H→(ダミー)→Iが3+3+4+4 = 14日で最長であり、ほかの経路はB→E→H→Iが13日、A→D→G→I・A→D→H→J・C→(ダミー)→E→H→Iが12日などである。クリティカルパスは1本だけなので、(1)が適当でない。
  2. (2)は作業Hを3日にするとA→D→H→I・B→E→H→Iとも13日となり、全体は14日から13日に短縮できる。(3)は作業Gの最早開始が6日、最遅開始が8日で、フロートが2日あるので、2日遅れても全体は変わらない。(4)は作業Dがクリティカルパス上で3日目に着手、作業Eの最遅開始は4日目なので、1日遅く着手できる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。クリティカルパスはA→D→H→Iの1本(14日)である。
  2. (2)適当。Hを3日にすると最長経路は13日となり、全体の所要日数は短縮できる。
  3. (3)適当。作業Gのトータルフロートは2日なので、2日遅れても全体は変わらない。
  4. (4)適当。作業Eの最遅開始は4日目で、作業D(3日目に着手)より1日遅く着手できる。
引っかけ:ダミーを経由する経路を見落とさないこと。クリティカルパス上の作業を短縮しても、次に長い経路(ここでは13日)より短くはならない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する