遠心ポンプの特徴
これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題5 設問2の問題です。論点は「設備機器」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
遠心ポンプの構造、性能又は使用用途に関する特徴を解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
遠心ポンプの特徴 模範解答
羽根車を回転させ、遠心力で水に圧力と速度を与えて送るポンプで、羽根車を多段にすれば高い揚程が得られるため、高置タンクへの揚水や給水・循環に広く用いられる。
77 字別解
吐出し弁を絞ると吐出し量とともに軸動力も小さくなるため、吐出し弁を閉じて起動する。回転数を変えると吐出し量は回転数に、揚程は回転数の2乗に比例する。
羽根車の外周に案内羽根の無い渦巻ポンプは中・低揚程の冷温水循環や給水に、案内羽根付きのディフューザーポンプは高揚程の揚水に用いる。
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 遠心ポンプは、ケーシング内の羽根車を回転させ、遠心力で水に圧力と速度のエネルギーを与えて送り出すポンプである。羽根車の外周に案内羽根のない渦巻ポンプと、案内羽根のあるディフューザーポンプ(タービンポンプ)があり、羽根車を直列に重ねた多段ポンプにすると高い揚程が得られる。
- 吐出し量が増えると揚程は下がり、軸動力は増える。締切り(吐出し弁全閉)で軸動力が最小になるので、吐出し弁を閉じて起動する。相似則により、吐出し量は回転数に、揚程は回転数の2乗に、軸動力は回転数の3乗に比例する。建築設備では揚水・給水・冷温水や冷却水の循環に広く使われる。
引っかけ:軸流ポンプや斜流ポンプ(大水量・低揚程向き)、容積式ポンプの特徴と混同しない。
同じ論点の過去問
令和6年度 問題4 設問2吸収冷温水機の特徴と、据付け後から総合試運転調整までに重要な技術的事項
令和4年度 問題1 設問2遠心ポンプの並列運転(特性曲線から吐出し量を読む)
平成30年度 問題1 設問1(イ)ポンプ2台の並列運転時の揚程曲線
平成30年度 問題1 設問1(ロ)ポンプ2台の並列運転時の1台当たりの水量
平成29年度 問題3給水ポンプユニットの製作図を審査する場合の留意事項(4つ)
論点ページ:設備機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題5 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する