令和4年度 問題1 設問2論点:設備機器重要度 B未着手

遠心ポンプの並列運転(特性曲線から吐出し量を読む)

これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題1 設問2の問題です。論点は「設備機器」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

(6)に示す遠心ポンプ特性曲線で、遠心ポンプを並列運転する場合、2台同時運転時の1台当たりの吐出し量を記述しなさい。

【問題1】次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。

(6) 遠心ポンプ特性曲線。横軸は吐出し量〔L/min〕で0・100・200の目盛り(格子は10L/minごと)、縦軸は揚程〔m〕で10・20の目盛り(格子は1mごと)。単独運転揚程曲線は吐出し量0で揚程約23mから右下がりに下がり、約85L/minでほぼ垂直に落ちる。2台同時運転揚程曲線は吐出し量0で揚程約23mから緩やかに下がり、約170L/minでほぼ垂直に落ちる(同じ揚程で単独運転の吐出し量の2倍)。抵抗曲線は吐出し量0で揚程10mから右上がりに上がり、単独運転揚程曲線とは約80L/min・約12mで、2台同時運転揚程曲線とは130L/minの格子線上・約16mで交わる。図中の文字:抵抗曲線、2台同時運転揚程曲線、単独運転揚程曲線、揚程〔m〕、吐出し量〔L/min〕。

解答欄

L/min

金額はカンマなしでも入力できます。

正解

2台同時運転時の1台当たりの吐出し量65 L/min(65L/min・約65L/min も正解)

解き方

  1. 並列運転時の運転点は、2台同時運転揚程曲線と抵抗曲線(配管系の抵抗曲線)の交点である。図では、交点は吐出し量130L/minの格子線上、揚程約16mにある。
  2. 同じ性能の2台を並列運転すると、各ポンプは同じ揚程(約16m)で運転し、合計の吐出し量を2台で分け合う。したがって1台当たりの吐出し量は130÷2=65L/minとなる。
  3. 単独運転揚程曲線を揚程16mで読むと約65L/minになり、これとも一致する。単独運転時の運転点(単独運転揚程曲線と抵抗曲線の交点)は約80L/minで、並列にしても吐出し量は2倍(160L/min)にはならない。
引っかけ:交点の130L/minをそのまま答えない(2台の合計である)。また、単独運転時の80L/minの半分や、80L/minをそのまま答えるのも誤り。抵抗曲線があるため、並列運転の合計吐出し量は単独運転の2倍より小さくなる。

同じ論点の過去問

令和4年度の前後の問題

1級管工事施工管理技士 第二次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題1 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する