令和3年度 問題1 設問1論点:配管の施工重要度 A未着手

ダクト・配管・電気防食の施工(○×)

これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年12月5日(日)実施) 問題1 設問1の問題です。論点は「配管の施工」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の(1)〜(5)の記述について、適当な場合には○を、適当でない場合には×を記入しなさい。

【問題1】次の設問1〜設問4の答えを解答欄に記述しなさい。

(1) 送風機の吐出し口直後に風量調節ダンパーを取り付ける場合、風量調節ダンパーの軸が送風機の羽根車の軸に対し平行となるようにする。

(2) サプライチャンバーやレタンチャンバーの点検口の扉は、原則として、チャンバー内が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。

(3) 強制循環式の下向き給湯配管では、給湯管、返湯管とも先下がりとし、勾配は1/200以上とする。

(4) 冷温水横走り配管の径違い管を偏心レジューサーで接続する場合、管内の天端に段差ができないように接続する。

(5) 電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置から被防食体に防食電流が流れるように、直流電源装置のプラス端子に被防食体を接続する。

解答欄

それぞれの空欄に当てはまるものを選んで「採点する」を押してください。

正解

(1)×
(2)×
(3)○
(4)○
(5)×

解き方

  1. (1) は×。送風機の吐出し口の直後は、羽根車の回転によって気流が片寄っている。ダンパーの軸を羽根車の軸と平行にすると、ダンパーの羽根を絞ったときに片寄った気流がさらに偏り、風量の調節がしにくく、騒音や振動の原因にもなる。吐出し口の直後に設けるダンパーは、軸を羽根車の軸に対して直角に取り付ける。
  2. (2) は×。点検口の扉は、チャンバー内の圧力で扉が枠に押し付けられる向きに開くようにする。正圧のチャンバーは内開き、負圧のチャンバーは外開きとし、気密を保つとともに、開けたときに扉が圧力で急に開閉しないようにする。問題文は正圧と負圧が逆である。
  3. (3) は○。強制循環式の給湯配管で、給湯主管を最上部から下へ配る下向き配管方式では、給湯管・返湯管とも先下がりの勾配とする(上向き配管方式では給湯管は先上がり、返湯管は先下がり)。勾配は1/200以上とし、管内の空気が給湯栓や自動空気抜き弁から抜けるようにする。なお、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第2編2.6.1(1) は、給湯管は水抜き及び空気抜きが容易に行えるよう適切な勾配を確保するとしている。
  4. (4) は○。冷温水の横走り管で管径を変えるときは、偏心レジューサーを管の上面がそろう向き(天端合わせ)に用い、管の頂部に段差をつくらない。段差があると空気がたまり、流量の低下や騒音、腐食の原因になる。
  5. (5) は×。外部電源方式は、直流電源装置のプラス端子に不溶性の電極(陽極)を、マイナス端子に被防食体を接続する。防食電流は陽極から水や土壌を通って被防食体に流れ込み、被防食体の電位を下げて腐食を防ぐ。プラス端子に被防食体をつなぐと被防食体から電流が流れ出し、かえって腐食が進む。
引っかけ:(2) は正圧と負圧の開き方を入れ替えている。(5) はプラスとマイナスが逆で、被防食体はマイナス端子につなぐ。(3) の下向き配管方式は給湯管・返湯管とも先下がりで、上向き配管方式と区別する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年12月5日(日)実施) 問題1 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する