共板フランジ工法ダクトのフランジ押え金具の取り付け間隔
これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年12月1日(日)実施) 問題1 設問2の問題です。論点は「ダクトの施工」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(2)に示す共板フランジ工法ダクトのフランジ部において、フランジ押え金具の取り付け間隔A(フランジ押え金具からフランジ押え金具までの間隔)、B(ダクト端部からフランジ押え金具までの間隔)の上限の数値を記述しなさい。(単位はmmとする。)
【問題1】次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。

解答欄
正解
| A(フランジ押え金具からフランジ押え金具までの間隔)の上限 | 200 mm |
|---|---|
| B(ダクト端部からフランジ押え金具までの間隔)の上限 | 150 mm |
解き方
- 共板フランジ工法(コーナーボルト工法)ダクトは、ダクト本体を成形加工したフランジ同士を、四隅はコーナー金具のボルト・ナットで、辺の部分はフランジ押え金具(クリップ等)で締め付けて接続する(公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例)。
- 公共建築設備工事標準図(コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例(三))では、共板フランジ工法のフランジ押さえ金具は、ダクト端部から押さえ金具までの距離を150mm以内、押さえ金具から押さえ金具までの距離を200mm以内とする(公共建築工事標準仕様書 第3編2.2.3.1も取付けは同図によるとしている)。問題の記号では、A(押え金具から押え金具まで)の上限は200mm、B(ダクト端部から押え金具まで)の上限は150mmである。
- 押え金具の間隔が広いとフランジの合わせ面にすき間ができ、空気漏れの原因になる。なお、押え金具は再使用しない(締付け力が落ちる)。
引っかけ:A(中間の間隔)とB(端部からの間隔)を取り違えない。端部側のBのほうが小さい(150mm)。標準図ではA・Bの記号が問題と逆なので、記号ではなく「どこからどこまでの間隔か」で覚える。
同じ論点の過去問
令和7年度 問題4 設問2シーリングディフューザーの特徴
令和4年度 問題1 設問3共板フランジのガスケット・便所換気ダクトの防火ダンパー・防振架台のストッパーボルト(改善策)
令和3年度 問題1 設問4長方形ダクトの1枚羽根付きエルボの寸法
平成29年度 問題2厨房排気用長方形ダクトの製作・施工の留意事項(4つ)
論点ページ:ダクトの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年12月1日(日)実施) 問題1 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する