排水・通気設備(誘導サイホン作用・通気管・立て管内の圧力)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.32の問題です。論点は「排水・通気設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 誘導サイホン作用とは、衛生器具自身の排水によって生じるサイホン作用により、トラップ内の封水を吸引することである。
解き方
- 誘導サイホン作用は、他の器具の排水で排水管内に生じた圧力変動(負圧)により、トラップの封水が吸い出される現象である。
- 衛生器具自身の排水によって生じるサイホン作用で封水が吸い出されるのは、自己サイホン作用である。
- よって、(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。器具自身の排水で封水が吸い出されるのは自己サイホン作用であり、誘導サイホン作用は他の排水による圧力変動で生じる。
- (2)適当。通気立て管の上部は管径を縮小せずに延長し、大気に開放するか伸頂通気管に接続する。
- (3)適当。通気管どうしは、その階の最高位の器具のあふれ縁より150mm以上立ち上げて接続する。
- (4)適当。排水立て管内では空気が排水に誘引されて下降するため、立て管の上部は負圧、底部は正圧になる。
引っかけ:「自己」は自分の排水、「誘導」は他の排水による。封水の損失には蒸発・毛管現象・はね出しもある。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.31排水ポンプの容量と種類
令和8年度 問題A No.32排水・通気設備(通気弁・掃除口・ループ通気管)
令和8年度 問題A No.33排水設備(自己サイホン作用・排水槽)
令和7年度 問題A No.31排水設備(最下階の排水・排水口空間・トラップ桝・オフセット)
令和7年度 問題A No.33排水槽(水栓・タイマー運転・排水ポンプ・通気管)
論点ページ:排水・通気設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する