熱の性質(比熱・断熱圧縮・成績係数)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 圧縮式冷凍サイクルでは、蒸発温度を低くすれば、成績係数は大きくなる。
解き方
- 冷凍サイクルの成績係数は、低温側(蒸発温度)と高温側(凝縮温度)の温度差が小さいほど大きくなる。
- 蒸発温度を低くすると、圧縮機の圧縮比が大きくなって圧縮仕事が増え、冷凍効果は減少するので、成績係数は小さくなる。よって(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。固体や液体は温度による体積変化がごく小さく、定圧比熱と定容比熱はほぼ等しい。
- (2)適当。断熱圧縮では外部からの仕事がすべて内部エネルギーの増加になるため、気体の温度は上昇する。
- (3)適当。等方性の固体の体膨張係数は、線膨張係数のほぼ3倍である。
- (4)適当でない。蒸発温度を低くすると、成績係数は小さくなる。
引っかけ:成績係数を上げるには「蒸発温度を高く、凝縮温度を低く」する。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する