流体の性質(レイノルズ数・ニュートン流体)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 粘性係数が一定のニュートン流体では、粘性によるせん断応力は速度勾配に反比例する。
解き方
- ニュートン流体では、粘性によるせん断応力τは速度勾配du/dyに比例し、τ = μ × (du/dy)で表される(μ:粘性係数)。
- 反比例とする(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。レイノルズ数Re = vd/νは慣性力と粘性力の比を表す無次元数で、層流と乱流の判定に用いる。
- (2)適当でない。せん断応力は速度勾配に比例する(ニュートンの粘性法則)。
- (3)適当。動粘性係数ν = μ/ρで、粘性係数を密度で除した値である。
- (4)適当。密閉容器内の静止流体の一部に加えた圧力が全体に等しく伝わることをパスカルの原理という。
引っかけ:ニュートンの粘性法則τ = μ(du/dy)。比例定数が粘性係数μである。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.2ダルシー・ワイスバッハの式(圧力損失の比較)
令和8年度 問題A No.3連続の式(縮小管の風速)
令和8年度 問題A No.4流体の用語(ウォーターハンマーとサージング)
令和7年度 問題A No.2レイノルズ数と層流になる条件
令和7年度 問題A No.3ベルヌーイの定理(点Aの静圧)
論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する