舗装の補修(補修工法の区分・構造調査・目地部の損傷・薄層オーバーレイ・コルゲーション)
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問5の問題です。論点は「維持修繕」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。
舗装の補修に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句を、下記の〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。
〔語句〕
① 構造 予防 応急
② FWD DFテスタ CTメータ
③ ポリッシング 角欠け スケーリング
④ 薄層オーバーレイ チップシール 切削オーバーレイ
⑤ コルゲーション 寄り ポリッシング
(1) アスファルト舗装の補修工法を大別すると、[①]的対策を目的としたものと、路面の機能的対策を目的としたものになる。
(2) アスファルト舗装の構造調査は、舗装内部や舗装構造を詳細に把握するもので、[②]によるたわみ量測定や切り取りコアの採取、開削調査などによりおこなう。
(3) コンクリート舗装の目地部に発生する特徴的な損傷としては、目地材のはみ出しや飛散、[③]がある。
(4) [④]工法は、既設舗装の上に厚さ3cm未満の加熱アスファルト混合物を舗設する工法である。
(5) [⑤]は、道路縦断方向に比較的短い波長で連続的に発生する波状の凹凸であり、通行車両が頻繁に制動や停止を繰り返す場所に生じやすい。
解答欄
正解
| ① | 構造 |
|---|---|
| ② | FWD(FWD(重錘落下式たわみ測定装置) も正解) |
| ③ | 角欠け |
| ④ | 薄層オーバーレイ |
| ⑤ | コルゲーション |
解き方
- (1) アスファルト舗装の補修工法は、舗装の構造的対策を目的としたもの(打換え・オーバーレイ・路上路盤再生など)と、路面の機能的対策を目的としたもの(切削・表面処理・薄層オーバーレイ・パッチングなど)に大別される。
- (2) 構造調査は舗装内部や構造を詳しく把握する調査で、FWD(重錘落下式たわみ測定装置)によるたわみ量の測定、コアの採取、開削調査などで行う。DFテスタは動的摩擦係数(すべり抵抗)、CTメータは路面のきめ深さを測る機器で、路面の機能の調査に使う。
- (3) コンクリート舗装の目地部に発生する特徴的な損傷には、目地材のはみ出し・飛散と、目地縁部の角欠けがある。ポリッシングは骨材のすり減りによる路面の平滑化、スケーリングは版表面のモルタルのはく離で、目地部に限った損傷ではない。
- (4) 薄層オーバーレイ工法は、既設舗装の上に厚さ3cm未満の加熱アスファルト混合物を舗設する工法である。切削オーバーレイは路面を切削してから舗設する工法、チップシールは乳剤を散布して骨材を散布・圧着する表面処理工法である。
- (5) コルゲーションは、道路縦断方向に比較的短い波長で連続して発生する波状の凹凸で、交差点手前やバス停など車両が制動・停止を繰り返す場所に生じやすい。寄りは混合物が交通方向や横方向に押しやられる変形である。
引っかけ:③と⑤の両方に「ポリッシング」があるが、どちらの答えでもない。(1)の「予防」「応急」は維持修繕の目的や時期の区分で、補修工法の大別(構造的・機能的)ではない。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する