既設舗装の維持修繕
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5の問題です。論点は「維持修繕」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
既設舗装の維持修繕に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な数値や語句を、下記の〔数値〕または〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。
〔数値〕 1 2 3
〔語句〕 路面切削機械 3メートルプロフィルメータ 疲労 ポンピング ベースペーバ ポリッシング 温度 FWD スケーリング DFテスタ 隅角 スタビライザ
(1) オーバーレイ工法は、既設舗装の上に厚さ[①]cm以上の加熱アスファルト混合物を舗設する工法である。
(2) アスファルト舗装の車輪走行部において、縦断方向に発生する線状ひび割れには、[②]ひび割れやわだち割れがある。
(3) コンクリート舗装の[③]は、通常の車両走行やタイヤチェーンの影響で表面仕上げが消失したり、露出した軟質骨材が磨かれることなどが原因で生じる。
(4) すべり抵抗値の測定方法には、[④]による方法や振り子式スキッド・レジスタンステスタによる方法などがある。
(5) アスファルト舗装の打換え工法では、ある程度大きな規模で既設表層、基層または瀝青安定処理路盤を撤去する場合には、[⑤]を利用するとよい。
解答欄
正解
| ① | 3(3cm も正解) |
|---|---|
| ② | 疲労 |
| ③ | ポリッシング |
| ④ | DFテスタ(DFテスター・回転式すべり抵抗測定器 も正解) |
| ⑤ | 路面切削機械 |
解き方
- ①オーバーレイ工法は既設舗装の上に厚さ3cm以上の加熱アスファルト混合物を舗設する工法、3cm未満は薄層オーバーレイ工法(舗装施工便覧 維持修繕)。
- ②車輪走行部に縦断方向に生じる線状ひび割れには、繰返し荷重による疲労ひび割れ(進行すると亀甲状になる)と、わだち部に生じるわだち割れがある。
- ③コンクリート舗装のポリッシングは、車両走行やタイヤチェーンで表面仕上げ(粗面)が消失したり、露出した軟質骨材が磨かれたりして、表面が滑らかになりすべり抵抗が低下する損傷。スケーリングは表面が薄く剥がれる損傷で、凍結融解や凍結防止剤が主な原因。
- ④すべり抵抗の測定方法には、DFテスタ(回転式すべり抵抗測定器)による方法、振り子式スキッドレジスタンステスタによる方法、すべり測定車による方法がある(舗装調査・試験法便覧)。⑤ある程度大きな規模で表層・基層・瀝青安定処理路盤を撤去する打換えでは、路面切削機械を用いると効率がよく、撤去材は舗装発生材として再生利用しやすい。
引っかけ:③ポリッシング(磨かれて滑らかになる)とスケーリング(はがれる)を取り違えない。④の3メートルプロフィルメータは平たん性、FWDはたわみの測定機器。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する