平成30年度 問5論点:維持修繕重要度 B未着手

舗装の調査・損傷・維持修繕

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問5の問題です。論点は「維持修繕」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

舗装の調査、損傷および維持修繕に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句を、下記の〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。

〔語句〕 ポリッシング FWD 表層 薄層オーバーレイ 基層 チップシール 路盤以下の層 DFテスタ CTメータ 切削オーバーレイ 空隙つぶれ 角欠け スケーリング 空隙づまり ブリスタリング

(1) 舗装点検要領(平成28年10月 国土交通省道路局)は、表層や基層の適時修繕による[①]の保護などを通じ長寿命化に向けた舗装の効率的な修繕の実施を目的とした舗装の点検に関して定めたものである。

(2) アスファルト舗装の構造調査は、舗装内部や舗装構造を詳細に把握するもので、[②]によるたわみ量測定や切取りコアの採取、開削調査などにより行う。

(3) コンクリート舗装の目地部の損傷としては、目地材のはみ出しや飛散、[③]がある。

(4) [④]工法は既設舗装の上に厚さ3cm未満の加熱アスファルト混合物を舗設する工法である。

(5) ポーラスアスファルト混合物の空隙がアスファルトモルタルや圧密によって閉塞する現象を[⑤]という。

解答欄

それぞれの空欄に当てはまるものを選んで「採点する」を押してください。

正解

①路盤以下の層
②FWD
③角欠け
④薄層オーバーレイ
⑤空隙つぶれ

解き方

  1. ①舗装点検要領(平成28年10月 国土交通省道路局)は「表層や基層の適時修繕による路盤以下の層の保護等を通じ長寿命化に向けた舗装の効率的な修繕の実施を目的とした舗装の点検」について定めたもの(要領の冒頭、国土交通省の公開資料で確認)。
  2. ②構造調査は舗装内部・舗装構造を把握する調査で、FWD(重錘落下式たわみ測定装置)によるたわみ量測定、切取りコア、開削調査で行う(舗装調査・試験法便覧)。DFテスタ・CTメータはすべり抵抗・きめ深さの路面調査。
  3. ③コンクリート舗装の目地部の損傷には、目地材のはみ出し・飛散、目地部の角欠けがある。スケーリング・ポリッシングは版の表面の損傷。④薄層オーバーレイ工法は、既設舗装の上に厚さ3cm未満の加熱アスファルト混合物を舗設する工法(3cm以上はオーバーレイ工法)。
  4. ⑤ポーラスアスファルト混合物の機能低下のうち、走行車両のニーディング作用などで空隙がアスファルトモルタルで埋まったり、圧密で押しつぶされたりして閉塞する現象を空隙つぶれ、泥・土砂・粉じんなどが空隙に詰まる現象を空隙づまりという。問題文の「アスファルトモルタルや圧密によって閉塞」は空隙つぶれの定義そのもの。空隙づまりは高圧洗浄などである程度機能を回復できるが、空隙つぶれは回復できず打換えなどが必要になる。
引っかけ:⑤は語群に空隙つぶれ・空隙づまりの両方がある。原因がアスファルトモルタル・圧密(混合物自身の変形)なら空隙つぶれ、外から入った泥・土砂・粉じんなら空隙づまり。「閉塞」の語につられて空隙づまりとしない。②のDFテスタ・CTメータは路面性状(すべり・きめ)の測定機器。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する