すべり抵抗性を向上させる維持工法
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問5 (4)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
①アスファルト舗装、②コンクリート舗装別に、すべり抵抗性を向上させる維持工法の名称をそれぞれ1つずつ挙げ、その工法の概要について解答欄へ簡潔に記述しなさい。
ただし、薄層オーバーレイ工法は除外する。また、アスファルト舗装とコンクリート舗装で同じ工法を解答しないものとする。
解答欄
正解
①アスファルト舗装 工法名 模範解答
樹脂系すべり止め舗装
10 字別解
チップシール
路面切削工法
①アスファルト舗装 概要 模範解答
路面にエポキシ樹脂などを塗布し、硬質骨材を散布・固着させてすべり抵抗性を高める。
40 字別解
路面にアスファルト乳剤を散布し、単粒度の骨材を散布・圧着して、粗いきめの路面をつくる。
路面の摩耗した部分を切削機で薄く削り取り、きめを回復してすべり抵抗性を高める。
②コンクリート舗装 工法名 模範解答
グルービング工法
8 字別解
ショットブラスト工法
樹脂系すべり止め舗装
②コンクリート舗装 概要 模範解答
路面にカッタで幅・深さ数mmの溝を一定間隔で切り、排水を良くしてすべり抵抗性を高める。
43 字別解
鋼球を路面に高速で投射してモルタル分を削り、粗いきめをつくってすべり抵抗性を回復させる。
路面に樹脂を塗布し、硬質骨材を散布・固着させて、すべり抵抗性を高める。
要点(書けていたものにチェック)①アスファルト舗装 工法名①アスファルト舗装 概要②コンクリート舗装 工法名②コンクリート舗装 概要
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)の維持工法:アスファルト舗装のすべり抵抗性を向上させる工法には、表面処理工法(樹脂系すべり止め舗装、チップシールなど)、路面切削工法、グルービング工法などがある。樹脂系すべり止め舗装は、エポキシ樹脂などの樹脂系結合材を塗布し、エメリー・セラミック粒などの硬質骨材を散布・固着させる。
- コンクリート舗装のすべり抵抗性を回復・向上させる工法には、グルービング工法(カッタで路面に溝を切る)、ショットブラスト工法(鋼球を投射してきめを粗くする)、粗面仕上げ、樹脂系すべり止め舗装などがある。
- 条件のとおり薄層オーバーレイ工法は除き、アスファルト舗装とコンクリート舗装で同じ工法を書かない(例:アスファルトに樹脂系すべり止め舗装を書いたら、コンクリートはグルービングやショットブラストにする)。別解は items の同じ順番どうしが組になる。
引っかけ:アスファルトとコンクリートで同じ工法を書くと片方が無効になる。薄層オーバーレイ工法は除外。工法名だけで概要が空欄、または概要が工法名と対応しない答案は減点される。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問5 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する