交通開放温度50℃以下を確保できない場合の対策
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問4 (3)の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物の施工において、転圧終了後の交通開放時の舗装表面温度は、おおむね50℃以下とされているが、夏期や夜間工事などで作業時間が制約されている場合、通常の工程で舗装表面温度50℃以下が確保できないと想定される場合の対策を2つ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
① 模範解答
転圧終了後に散水して舗装を冷却し、表面温度を早く下げる。
28 字別解
送風機や冷却装置を用いて舗装表面を強制的に冷却する。
中温化技術を用いて混合物の製造・施工温度を下げる。
1回の施工面積を小さくし、交通開放までの冷却時間を確保する。
② 模範解答
中温化技術を用いて混合物の製造・施工温度を下げる。
25 字別解
転圧終了後に散水して舗装を冷却し、表面温度を早く下げる。
送風機や冷却装置を用いて舗装表面を強制的に冷却する。
1回の施工面積を小さくし、交通開放までの冷却時間を確保する。
要点(書けていたものにチェック)①②
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 交通開放時の舗装表面温度をおおむね50℃以下とするのは、交通開放初期のわだち掘れ(初期わだち)や変形を防ぐためである(舗装施工便覧)。
- 作業時間の制約で50℃以下にできない場合は、舗装冷却(散水、送風機による空冷、冷却水を使う機械など)で強制的に温度を下げる方法や、中温化技術により混合物の製造・施工温度を下げる方法、施工延長・面積を小さくして冷却時間を確保する方法などを検討する。
引っかけ:「温度が下がるまで待つ」だけでは作業時間の制約に対する対策にならない。散水冷却は、混合物が十分締め固まってから行う。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問4 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する