構築路床とするケースと安定材
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問4 (1)の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
原地盤を改良して構築路床とする場合の具体的なケースについて、下の例に示すもの以外を2つ簡潔に記述しなさい。また、構築路床を安定処理工法で築造する場合に使用する安定材の名称を2つ挙げなさい。
(例) 原地盤が軟弱(設計CBRが3未満)の場合
解答欄
正解
具体的なケース ① 模範解答
路床の排水や凍結融解への対策が必要な場合
20 字別解
道路の地下の管路等への交通荷重の影響を緩和する場合
舗装の仕上がり高さが制限される場合
路床を改良した方が経済的な場合
具体的なケース ② 模範解答
舗装の仕上がり高さが制限される場合
17 字別解
路床の排水や凍結融解への対策が必要な場合
道路の地下の管路等への交通荷重の影響を緩和する場合
路床を改良した方が経済的な場合
安定材の名称 ③ 模範解答
セメント(セメント系固化材)
14 字別解
石灰(生石灰・消石灰)
石灰系固化材
安定材の名称 ④ 模範解答
石灰(生石灰・消石灰)
11 字別解
セメント(セメント系固化材)
石灰系固化材
要点(書けていたものにチェック)具体的なケース ①具体的なケース ②安定材の名称 ③安定材の名称 ④
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 構築路床は原地盤を改良して構築した層で、舗装設計施工指針・舗装設計便覧では、原地盤が軟弱(設計CBR3未満)な場合のほか、①路床の排水や凍結融解に対する対応策が必要な場合、②道路の地下に設けられた管路等への交通荷重の影響の緩和対策が必要な場合、③舗装の仕上がり高さが制限される場合、④路床を改良した方が経済的な場合に設けるとしている。
- 安定処理工法の安定材は、砂質土にはセメント(セメント系固化材)、粘性土には石灰(生石灰・消石灰)や石灰系固化材が適している。セメント系を用いるときは六価クロムの溶出試験を行う。
引っかけ:ケースに「CBRが低い」「支持力が不足する」など例と同じ内容を言い換えて書くと得点にならない。安定材に「瀝青材料」を挙げるのは路盤の安定処理の話で、路床の安定処理としては一般的でない。
同じ論点の過去問
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論点ページ:路床・路盤の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問4 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する