タックコート
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問27の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
タックコートに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 散布したアスファルト乳剤の施工機械等への付着およびはがれを防止するために、必要最小限の砂を散布するとよい。
解き方
- 砂の散布は、プライムコートで乳剤が施工機械に付着するのを防ぐ場合(やむを得ず交通開放する場合を含む)の処置である。タックコートは上下層を接着させるための層なので、砂を散布すると層間の付着が損なわれる(舗装施工便覧 タックコート)。
- タックコート面の保護や付着防止には、乳剤散布装置付きのアスファルトフィニッシャを使う。よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。タックコート面の保護や周辺の汚れ防止に、乳剤散布装置を搭載したアスファルトフィニッシャを使うことがある。
- (2)不適当。砂の散布はプライムコートの処置であり、タックコートでは層間接着を損なう。
- (3)適当。タックコートには通常PK-4を用い、ポーラスアスファルト混合物や改質アスファルト混合物など層間接着力を高める場合はPKR-T(ゴム入り)を用いる。
- (4)適当。寒冷期や急速施工では、養生時間の短縮のため乳剤を加温して散布することがある。
引っかけ:プライムコートとタックコートの施工上の注意の入れ替えである。
同じ論点の過去問
令和8年度 問24加熱アスファルト混合物の製造・運搬
令和8年度 問26アスファルト舗装の継目の施工
令和8年度 問31アスファルトフィニッシャ
令和7年度 問20中温化技術の効果
令和7年度 問23加熱アスファルト混合物の製造
論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する