寒冷期の舗設
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問29の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物の寒冷期における舗設に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) タックコート施工後、分解を促進させ養生時間を短縮するために石粉を散布するとよい。
解き方
- 寒冷期の舗設では混合物の温度低下を防ぐため、敷きならしは連続作業を心掛け、アスファルトフィニッシャのスクリードは局部加熱にならないよう断続的に加熱する。初転圧時のヘアクラックを少なくするには線圧の小さいローラを用い、必要に応じて混合物温度が下がっても締め固めやすい中温化技術を使う(舗装施工便覧 寒冷期の施工)。
- タックコートの養生時間を短縮するには、アスファルト乳剤を加温して散布したり、所定量を2回に分けて散布したりする。石粉を散布すると乳剤と混合物との接着が妨げられ、層間の付着不良の原因になる。よって (1) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。石粉を散布すると層間の接着を妨げる。養生時間の短縮は乳剤の加温散布や分割散布で行う。
- (2)適当。連続作業を心掛け、スクリードは局部加熱にならないよう断続的に加熱する。
- (3)適当。初転圧時のヘアクラックを少なくするには線圧の小さいローラを用いる。
- (4)適当。温度が低下しても施工性が得られる中温化技術を必要に応じて使用する。
引っかけ:「養生時間の短縮」という目的は正しい。短縮の方法(加温散布・分割散布)を石粉の散布にすり替えている。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する