加熱アスファルト混合物の製造・貯蔵・運搬
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問25の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物の製造・貯蔵・運搬に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) バッチ式ミキサでの混合時間は、アスファルトが骨材をすべて被覆するまでとし、過剰な混合はアスファルトの劣化につながるので避ける。
解き方
- バッチ式ミキサの混合時間は、骨材がアスファルトで均一に被覆される範囲でできるだけ短くする。過度に長く混合するとアスファルトの熱劣化が進む(舗装施工便覧 混合物の製造)。(4) が適当である。
- 一時貯蔵ビンは運搬車の待ち時間の節減やプラントの連続稼働のための設備で、貯蔵は短時間(12時間程度以内)に限られる。24時間程度の貯蔵は、保温・加熱設備を持つ加熱貯蔵サイロの場合である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。運搬時間は混合物の温度低下を考慮して定めるもので、一般に4時間程度までという目安はない。
- (2)不適当。一時貯蔵ビンは短時間の貯蔵用である。24時間程度の貯蔵は加熱貯蔵サイロで行う。
- (3)不適当。積込み時の材料分離は、ミキサゲートと荷台の落差が大きい場合に起こりやすい。
- (4)適当。混合時間は均一な被覆が得られる範囲で短くし、過剰な混合によるアスファルトの劣化を避ける。
引っかけ:一時貯蔵ビンと加熱貯蔵サイロの貯蔵時間の違いを取り違えさせる問題である。
同じ論点の過去問
令和8年度 問24加熱アスファルト混合物の製造・運搬
令和8年度 問26アスファルト舗装の継目の施工
令和8年度 問31アスファルトフィニッシャ
令和7年度 問20中温化技術の効果
令和7年度 問23加熱アスファルト混合物の製造
論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する