施工経験記述
重要度 A経験記述で出題過去問 11問
施工経験記述は、2級土木施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和8年度(11回)のうち11回で出題された論点です(収録99問中11問・重要度A)。出題されるのは経験記述です。
要点:自分が担当した工事について、工事概要と、品質・安全・工程・環境などの課題、検討内容、対応処置を書く。
覚える要点
- 工事概要は工事名・発注者名・工事場所・工期・主な工種・施工量・施工管理上の立場をすべて書く。書き漏れがあると問題2以降が採点されない。
- 設問2で使う工種・数量・時期を工事概要の施工量に入れて記述と矛盾させない。舗装・排水・造成などの土木の工種を中心に書き、建築や植栽が中心にならないようにする。
- 「現場で工夫した安全管理/品質管理/工程管理」のうち指定された一方を選んで明記し、(1)現場状況(数値)→技術的課題、(2)検討項目ごとの理由と内容、(3)項目ごとの対応処置(数値)→評価の順で書く。
- (2)は検討した項目だけでなく検討理由と検討内容まで、(3)は処置だけでなく評価まで書き、(2)と(3)を①②③で対応させる。
- 安全管理で交通誘導員の配置のみの記述は採点されない。墜落防止は「安全帯」ではなく「墜落制止用器具」の現行用語で書く。
- 令和6年度以降は設問1(品質管理か安全管理:課題と検討項目・対応処置)と設問2(工程管理:留意事項と対策・理由)の2テーマ構成。検討した項目は(1)でなく(2)に書き、対策には「〜のため」と理由を添える。各欄8行(240字程度)が目安。
勉強のしかた:必須問題1で配点が最も大きい。安全・品質・工程の3テーマで自分の工事の記述を作り、工事概要と数値をそろえて暗記する。設問の形式が年によって変わるので、課題・検討・処置・評価の部品に分けて準備しておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題1:設問1が無記載か品質管理以外の内容だと不合格になる。設問2は「交通誘導員を配置した」だけで終わらせない。対策の理由を書き落としやすい。
- 令和7年度 問題1:設問1が無記載か安全管理以外の内容だと不合格になる。設問1は(1)に検討した項目まで書いてしまいやすいが,検討した項目は(2)で対応処置と組にして書く。設問2は対策の理由を書き落としやすい。設問1と設問2で同じ内容を書かない。
- 令和6年度 問題1:工事概要に書き漏れがあると設問2以降が採点されない。設問1で品質管理以外(工程・安全)の内容を書くと設問2以降も採点されない。設問2(2)は対策だけでなく「理由」まで書く。
- 令和5年度 問題1:設問1に書き漏れがあると問題2以降が採点されない。設問2は「検討理由」と「評価」を書き落としやすい。安全管理で交通誘導員の配置のみを書くと設問の条件に反する。
- 令和4年度 問題1:工事概要に書き漏れがあったり,設問2で品質管理・工程管理以外(安全管理など)を書いたりすると,問題2以降が採点されない。(3)は処置だけで終わらせず「評価」まで書く。
- 令和3年度 問題1:設問1に書き漏れがあったり,設問2で求められていない内容(工程管理など)を書いたりすると,問題2以降が採点されない。(3)は処置だけでなく「評価」まで書く。安全管理で交通誘導員の配置だけを書くのは不可。
この論点の問題
施工経験記述(品質管理・安全管理)令和8年度 問題1
施工経験記述(安全管理・工程管理)令和7年度 問題1
施工経験記述(品質管理・工程管理)令和6年度 問題1
施工経験記述(安全管理又は工程管理)令和5年度 問題1
施工経験記述(品質管理又は工程管理)令和4年度 問題1
施工経験記述(安全管理又は品質管理)令和3年度 問題1
施工経験記述(安全管理又は工程管理)令和2年度 問題1
施工経験記述(品質管理又は工程管理)令和元年度 問題1
施工経験記述(品質管理又は安全管理)平成30年度 問題1
施工経験記述(安全管理又は工程管理)平成29年度 問題1
施工経験記述(安全管理又は品質管理)平成28年度 問題1
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。