工程表(バーチャート等)の特徴
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月26日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
建設工事において用いられる下記の工程表①〜③から2つ選び,番号とその特徴について,それぞれ解答欄に記述しなさい。
ただし,同一番号の解答は不可とする。
① バーチャート
② グラフ式工程表
③ 出来高累計曲線
解答欄
正解
① バーチャート:縦軸に工種,横軸に日数をとり,各工種の作業期間を横線で表す。作成が容易で,各工種の開始日・終了日・所要日数が分かりやすいが,工種間の関連は分かりにくい。
85 字③ 出来高累計曲線:縦軸に工事全体の出来高累計(%),横軸に工期をとり曲線で表す。一般にS字形となり,予定と実績を比べて全体の進み・遅れが分かるが,工種ごとの進捗は分からない。
① バーチャート:各工種の作業を日程に沿って横棒で示す工程表で,作成や修正が容易なので工種の少ない工事に向く。工期に影響する作業(重点管理の作業)は把握しにくい。
② グラフ式工程表:縦軸に各工種の出来高比率(%),横軸に日数をとり,工種ごとの進捗を斜線で表す。予定と実績の差が分かりやすく,各工種の進捗状況を把握できる。
79 字③ 出来高累計曲線:予定の出来高累計曲線に上方・下方の許容限界曲線(バナナ曲線)を設け,実績の曲線がその範囲内にあるかで工程の遅れや進み過ぎを管理する。
② グラフ式工程表:工種ごとの予定と実績を同じ図に斜線で示すので,どの工種が遅れているかが一目で分かる。作業間の関連や工期に影響する工種は分かりにくい。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- バーチャートは縦軸に工種・横軸に日数をとる横線式工程表で,作成が容易で所要日数が分かるが,作業間の関連は漠然としか分からない(縦軸に達成度をとるガントチャートと混同しない)。
- グラフ式工程表は縦軸に工種ごとの出来高比率,横軸に日数をとって工種ごとの進捗を示す。出来高累計曲線は工事全体の出来高累計を示し,一般にS字形(Sカーブ)となり,バナナ曲線で管理する。
- ①〜③から2つ選び,番号を付けて「表し方」と「長所・短所」を書く。同じ番号を2つ書くと不可。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月26日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する