令和5年度 問題9論点:工程管理重要度 B未着手

管渠構築の横線式工程表と全所要日数

これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月22日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

下図のような管渠を構築する場合,施工手順に基づき工種名を記述し,横線式工程表(バーチャート)を作成し,全所要日数を求め解答欄に記述しなさい。

各工種の作業日数は次のとおりとする。

・床掘工7日 ・基礎砕石工5日 ・養生工7日 ・埋戻し工3日 ・型枠組立工3日

・型枠取外し工1日 ・コンクリート打込み工1日 ・管渠敷設工4日

ただし,基礎砕石工については床掘工と3日の重複作業で行うものとする。

また,解答用紙に記載されている工種は施工手順として決められたものとする。

管渠の構築断面図。地表面から逆台形に掘削した溝(床掘り)の底の中央に,栗石状の丸い石が詰まった薄い層(基礎砕石。中央部は模様なし)が敷かれ,その上に砂・骨材の模様の長方形のブロック(コンクリート基礎)があり,その上に円形の管渠が据えられ,管渠の下部はコンクリート基礎の中に埋め込まれている(基礎の上面は管の中心より下)。図中の文字は「管渠(内径500mm)」のみで,矢印で管を指している。管渠の周りは掘削した溝の空間のままである。

解答欄

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正解

施工順 1:工種名床掘工(床掘り工 も正解)
施工順 1:開始日1 日目
施工順 1:終了日7 日目
施工順 2:工種名基礎砕石工
施工順 2:開始日5 日目
施工順 2:終了日9 日目
施工順 3:工種名管渠敷設工(管きょ敷設工・管渠布設工 も正解)
施工順 3:開始日10 日目
施工順 3:終了日13 日目
施工順 4:工種名型枠組立工(型枠組立て工 も正解)
施工順 4:開始日14 日目
施工順 4:終了日16 日目
施工順 5:工種名コンクリート打込み工(コンクリート打込工・コンクリート打設工 も正解)
施工順 5:開始日17 日目
施工順 5:終了日17 日目
施工順 6:工種名養生工
施工順 6:開始日18 日目
施工順 6:終了日24 日目
施工順 7:工種名型枠取外し工(型枠取外工・型枠取り外し工 も正解)
施工順 7:開始日25 日目
施工順 7:終了日25 日目
施工順 8:工種名埋戻し工(埋め戻し工 も正解)
施工順 8:開始日26 日目
施工順 8:終了日28 日目
全所要日数28 日

解き方

  1. 図では管渠の下部がコンクリート基礎に埋め込まれているので,管渠を先に据えてから型枠を組み,コンクリートを打ち込む。施工手順は,床掘工→基礎砕石工→管渠敷設工→型枠組立工→コンクリート打込み工→養生工→型枠取外し工→埋戻し工。どの工種も前の工種が終わらないと始められないので,欄の順番を入れ替えられる答えはない。
  2. 床掘工は1~7日目。基礎砕石工は床掘工と3日重複させるので5日目に始めて9日目に終わる。以降は管渠敷設工10~13日目,型枠組立工14~16日目,コンクリート打込み工17日目,養生工18~24日目,型枠取外し工25日目,埋戻し工26~28日目。
  3. 全所要日数=7+5+4+3+1+7+1+3-3(重複)=28日。
引っかけ:基礎砕石工の重複3日を引き忘れると31日になる。管渠を型枠取外し後に据える順にすると日数は同じ28日でも手順が誤りになる(図の管渠は基礎コンクリートに埋め込まれている)。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月22日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する