土の原位置試験と結果の利用(穴埋め)
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月23日(日)実施) 問題6の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土の原位置試験とその結果の利用に関する次の文章の[ ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句を,下記の語句から選び解答欄に記入しなさい。
(1) 標準貫入試験は,原位置における地盤の硬軟,締まり具合又は土層の構成を判定するための(イ)を求めるために行い,土質柱状図や地質(ロ)を作成することにより,支持層の分布状況や各地層の連続性等を総合的に判断できる。
(2) スウェーデン式サウンディング試験は,荷重による貫入と,回転による貫入を併用した原位置試験で,土の静的貫入抵抗を求め,土の硬軟又は締まり具合を判定するとともに(ハ)の厚さや分布を把握するのに用いられる。
(3) 地盤の平板載荷試験は,原地盤に剛な載荷板を設置して垂直荷重を与え,この荷重の大きさと載荷板の(ニ)との関係から,(ホ)係数や極限支持力等の地盤の変形及び支持力特性を調べるための試験である。
[語句] 含水比,盛土,水温,地盤反力,管理図,軟弱層,N値,P値,断面図,経路図,降水量,透水,掘削,圧密,沈下量
解答欄
正解
| (イ) | N値(N 値・N値 も正解) |
|---|---|
| (ロ) | 断面図 |
| (ハ) | 軟弱層 |
| (ニ) | 沈下量 |
| (ホ) | 地盤反力 |
解き方
- 標準貫入試験(JIS A 1219)は,63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ,サンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を求める。N値を土質柱状図や地質断面図に整理し,支持層の分布や地層の連続性を判断する。
- スクリューウエイト貫入試験(JIS A 1221,旧称スウェーデン式サウンディング試験)は,おもりによる貫入と回転による貫入を併用して静的貫入抵抗を求め,軟弱層の厚さや分布の把握に用いる。
- 地盤の平板載荷試験(JGS 1521)は,剛な載荷板に垂直荷重を加え,荷重の大きさと載荷板の沈下量との関係から地盤反力係数や極限支持力を求める。
引っかけ:(ロ)は「管理図」「経路図」ではなく地質「断面図」。(ホ)は「地盤反力」係数で,語群の「透水」「圧密」と組み合わせた透水係数・圧密係数と混同しない。
現行法令との関係:問題文(2)の「スウェーデン式サウンディング試験」は,JIS A 1221の2020年改正で「スクリューウエイト貫入試験」に名称が変わった(出題時点ですでに改正後だったが旧称で出題されている)。試験の方法と用途は同じで,答え(軟弱層)は変わらない。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月23日(日)実施) 問題6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する